今回紹介するデッキは《龍爪のスーラク/Surrak Dragonclaw》です。
youtubeの「【EDH会#2】対戦動画 フェザー vs アニマー vs スーラク vs シッセイ 【MTG】」でおっかちゃんが使用したデッキです。
以下デッキ紹介の内容はおっかちゃんに取材した内容に基づいています。
目次
統率者紹介
カード名 | 龍爪のスーラク/Surrak Dragonclaw |
---|---|
マナコスト | (2)(緑)(青)(赤) |
タイプ | 伝説のクリーチャー — 人間(Human)・戦士(Warrior) |
テキスト | 瞬速 この呪文は打ち消されない。 あなたがコントロールするクリーチャー呪文は打ち消されない。 あなたがコントロールする他のクリーチャーはトランプルを持つ。 |
P/T | 6/6 |
スーラクはかれこれ2年くらい使い続けています。
このデッキは私が持っているデッキの中で一番クリエイティブなデッキです。
どこにも似たようなデッキレシピのない唯一無二のデッキです。
特徴①
スーラクは瞬速を持っていて、尚且つ打ち消されないので隙なく立ち回ることができます。
スーラクが戦場に出れば他のクリーチャー呪文も打ち消されなくなるので、クリーチャー関連のコンボを決めやすいです。
特徴②
スーラクは他のクリーチャーにトランプルを付与する能力を持っています。
昔はデッキの方向性をトランプ付与能力に寄せていましたが、試行錯誤の結果、今はそれに特化していません。
トランプル付与に特化していた時は、装備品で接死を持たせたり(《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》など)、
《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》 を入れてドローできるようにしていました。
特徴③
スーラクはパワー/タフネスが6/6なので、4回殴れば人が死にます(統率者ダメージ24点)。
※統率者ダメージを21点以上受けるとゲームに敗北します。
《知識のカルトーシュ/Cartouche of Knowledge》や《ギルド魔道士の広場/Guildmages’ Forum》を使うことでパワー/タフネスが7/7になり、3回の攻撃で統率者ダメージ21点に届くようになります。
特徴④
おじさんのイラストが特徴です。
デッキリスト
製作者:おっかちゃん/by Okkachan
※デッキリストは動画を撮影した2019年7月末(基本セット2020発売後)時点のものです。
各カードの役割分類
【除去】
《練達の魔術師バリン/Barrin, Master Wizard》
《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
《業火のタイタン/Inferno Titan》
《汚損破/Vandalblast》
《焼けつく双陽/Sweltering Suns》
《冒涜の行動/Blasphemous Act》
《反復連射/Repeating Barrage》
《炎渦竜巻/Firespout》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《現実変容/Reality Shift》
《霊気のほころび/Unravel the Aether》
《内にいる獣/Beast Within》
《粗暴な排除/Brutal Expulsion》
《堕落した良心/Corrupted Conscience》
【打ち消し】
《否認/Negate》
《対抗呪文/Counterspell》
《不許可/Disallow》
《呪文詐欺/Spell Swindle》
《暗記+記憶/Commit+Memory》
【ドロー、ドロー調整】
《三日月の神/Kami of the Crescent Moon》
《海門の神官/Sea Gate Oracle》
《神河の歴史、暦記/Reki, the History of Kamigawa》
《知謀の将軍 陸遜/Lu Xun, Scholar General》
《予言/Divination》
《宝船の巡航/Treasure Cruise》
《天才のひらめき/Stroke of Genius》
《嘘か真か/Fact or Fiction》
《熱病の幻視/Fevered Visions》
《ティムールの隆盛/Temur Ascendancy》
《揺るぎないサルカン/Sarkhan Unbroken》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
【マナ加速】
《とぐろ巻きの巫女/Coiling Oracle》
《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
《遥か見/Farseek》
《耕作/Cultivate》
《スカイシュラウドの要求/Skyshroud Claim》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《イゼットの印鑑/Izzet Signet》
《シミックの印鑑/Simic Signet》
《グルールの印鑑/Gruul Signet》
《友なる石/Fellwar Stone》
《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》
《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
《統率者の宝球/Commander’s Sphere》
【サーチ】
《粗石の魔道士/Trinket Mage》
《ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder》
《山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlord》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《俗世の教示者/Worldly Tutor》
【クリーチャー強化】
《歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels》
《知識のカルトーシュ/Cartouche of Knowledge》
《血の霧/Blood Mist》
《大薙刀/O-Naginata》
《再鍛の黒き剣/Blackblade Reforged》
《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》
《炎叫びの杖/Fireshrieker》
【その他】
《替え玉/Stunt Double》
《賢いなりすまし/Clever Impersonator》
《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》
《村背負いの大巨人/Hamletback Goliath》
《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》
《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》
《プロパガンダ/Propaganda》
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
《凶運の首輪/Jinxed Choker》
※土地のほとんどはマナを生む効果なので割愛しました。
デッキコンセプト
実はこのスーラクデッキはスーラクを活かしたデッキでありつつ、「おじ単」のデッキとなっています。
※おじ単…おじさんのアート単一デッキ、略して「おじ単」
デッキ内にはおじカードが30枚(スーラク含めて)も入っています!
残念ながら採用できませんでしたが、色が合えば絶対に《イシュトヴァーンおじ/Uncle Istvan》は入れていました。
「エルドレインの王権」では待望の5色おじ《帰還した王、ケンリス》が出ます!
5色になれば今まで入れられなかった白黒を含む多種多様なおじが入れられるようになります!(もちろん《イシュトヴァーンおじ/Uncle Istvan》も!)
早く発売してくれ「エルドレインの王権」!
※取材時にはまだ発売していませんでしたが、現在は発売中です(2019年10月4日(金)発売)。
※《帰還した王、ケンリス》はボックス購入特典なので、通常パックには収録されていません。コレクターブースターには収録されています。
ピックアップカード
ここではお気に入りのおじを紹介します。
三日月の神/Kami of the Crescent Moon
一見おじっぽくないが、こういうおじがサウナにいそう
《練達の魔術師バリン/Barrin, Master Wizard》、《俗世の教示者/Worldly Tutor》
この2枚は大ヒゲがあるのが特徴です。
ヒゲの量はおじポイントとしてかなり大事な要素です。
ヒゲでおじを加速させることができます。
尚、ヒゲの中でも特に白ヒゲはポイントが高いです。
予言/Divination
顔全体が写ってないのにわかるおじ感
揺るぎないサルカン/Sarkhan Unbroken
スーラクと同じタルキール出身で色も同じな相性の良いおじです。
ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder
生き物に好かれているおじは良いおじです。
凶運の首輪/Jinxed Choker
《凶運の首輪/Jinxed Choker》は一番のお気に入りカードです。
おじ採用ではないので、おじ感はそんなにないです。
《凶運の首輪/Jinxed Choker》の良いところは、意外に自分に戻ってこないで、他のプレイヤーの間を渡り歩き、EDHでワイワイできるところです。
ダメージを受け続けるので、ゲームも早く終わります。
《龍爪のスーラク》デッキの良いところ
おじさんは奇しくも不人気なのでFoil化する時安い
3〜4割くらいで勝てたりする
おじデッキは全く警戒されていないので、案外勝ちやすいです。
警戒されていない理由はスーラクの能力が悪いことをしなさそうだからだと思います。
意外と器用に動ける
殴っていく事も出来るし、ドロー・打ち消し・マナ加速・火力と意外に器用な事も出来ます。
・おじドロー
・おじ打ち消し
・おじマナ加速
・おじ火力
デッキの回し方で意識するポイント
なるべくスーラクを早めに着地させる
早くスーラクを着地させて、攻撃したり、打ち消されずにクリーチャーを展開することが重要です。
初手が結構大事で、マナ加速してなるべく4ターン目にはスーラクを出したいところです。
無限コンボパーツを集める
このデッキには無限おじコンボが搭載されています。
そのコンボパーツの《とぐろ巻きの巫女/Coiling Oracle》と《海門の神官/Sea Gate Oracle》は慎重に扱う必要があります。
除去や追放されないように出し方に気を付けましょう。
除去されてしまうと無限おじコンボができなくなってしまいます。
普通にプレイするのか、使わずにコンボができようになるまで取っておくかの判断が難しいです。
初めて対戦した相手にコンセプトを悟らせないようにする
対戦相手が初めて対戦する人である場合は、あるコンセプトでデッキを組んだことを伝えて、気付くか気付かないかを楽しみます。
大体最後まで気付かれません。
ゲームが終わった後にデッキコンセプトをバラすと大体ウケます。
勝ちパターン紹介
おじ単デッキのメジャーな勝ちパターンを紹介します。
スーラクで殴る
スーラクのパワー/タフネスが6/6なので、4回殴ると人が死にます。
+1/+1修正を得るだけで7/7になり、3パンチライン(7×3=21点)になります。
《炎叫びの杖/Fireshrieker》や《血の霧/Blood Mist》や《歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels》があると、2パンチ(6×2×2=24点)で倒せます。
《幽霊のゆらめき》と《二重詠唱の魔道士》の無限コンボ
①《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》を《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》でコピーする
②《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》がブリンクする
③また《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》をコピーする
と繰り返していると無限土地ブリンクで無限マナ&好きなクリーチャーを無限ブリンクできます。
そこから以下のプレイに繋げて勝利します。
・《とぐろ巻きの巫女/Coiling Oracle》が戦場にいると、ライブラリーの土地が全部出て無限ドロー
・《海門の神官/Sea Gate Oracle》が戦場にいると無限ドロー
・《ティムールの隆盛/Temur Ascendancy》とスーラクが戦場にいると無限ドロー
・無限マナから《天才のひらめき/Stroke of Genius》で無限ドロー
・《業火のタイタン/Inferno Titan》が戦場にいると、無限ブリンクによる無限ダメージ
・《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》が戦場にいると、対戦相手のパーマネントを全バウンス
・無限マナから《反復連射/Repeating Barrage》を無限に唱えて無限ダメージ
以上EDHデッキ紹介《龍爪のスーラク/Surrak Dragonclaw》(おじ単)でした。