今回紹介するオススメカードは《スカラベの神/The Scarab God》です。
カード名 | スカラベの神/The Scarab God |
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マナコスト | (3)(青)(黒) |
タイプ | 伝説のクリーチャー — 神(God) |
テキスト | あなたのアップキープの開始時に、各対戦相手はそれぞれX点のライフを失い、あなたは占術Xを行う。Xはあなたがコントロールするゾンビ(Zombie)の総数に等しい。 (2)(青)(黒):墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを追放する。黒の4/4のゾンビであることを除きそれのコピーであるトークンを1体生成する。 スカラベの神が死亡したとき、次の終了ステップの開始時に、これをオーナーの手札に戻す。 |
P/T | 5/5 |
アモンケット期のスタンダードで猛威を振るった強力クリーチャーです。
当時はお値段が高騰していましたが、今は大分落ち着きました。
目次
《スカラベの神/The Scarab God》の良いところ
どこの墓地からでもリアニメイトできる
《スカラベの神/The Scarab God》は4マナを支払うことで、対象の墓地にあるクリーチャーを追放し、そのクリーチャーのコピートークンを生成することができます(コピートークンは全て4/4です)。
※《スカラベの神/The Scarab God》が登場した破滅の刻で同じセット内に永遠という能力があり、墓地から4/4のクリーチャーとして復活できるというものでした。
《スカラベの神/The Scarab God》も永遠と同じで生成するトークンは4/4になっています。
自分の墓地だけでなく、対戦相手の墓地からでもリアニメイトできるところが強力です。
※厳密にはリアニメイトとは違いますが、効果が似ているのでリアニメイトとしています
自分が除去で破壊した対戦相手の強力クリーチャーをリアニメイトすることもできます。
リアニメイト能力をいつでも使える
リアニメイト能力はインスタントタイミングで使うことができます。
対戦相手が自分の墓地からクリーチャーをリアニメイトしようとしてるところに、《スカラベの神/The Scarab God》のリアニメイト能力を起動して墓地のクリーチャー追放&トークン生成というプレイもできたりします。
リアニメイト能力で対象に取った墓地のクリーチャーは追放されるので、墓地対策にもなる点が優秀です。
リアニメイト能力はマナさえあれば何回でも使える
リアニメイト能力は4マナで1回、8マナで2回とマナさえあれば何回でも使うことができます。
4マナの時点でちょっと重たいコストなので、そこまで何回も使えることはありませんが、後半マナが余ってきたらそれらのマナを有効活用することができます。
しぶとい
《スカラベの神/The Scarab God》は死亡するとターン終了時に手札に戻ってきます。
マジックの神は大体「破壊不能」を持っていて、死亡しづらいクリーチャータイプです(《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun》など)。
《スカラベの神/The Scarab God》は破壊不能を持っていませんが、さすがに神だけあって中々しぶといです。
実質破壊除去は効かず、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》などの追放除去でないと対処できません。
ゾンビデッキにも噛み合う
《スカラベの神/The Scarab God》はコントロールしているゾンビの数だけ占術&対戦相手をライフルーズさせる能力を持っています。
《スカラベの神/The Scarab God》のリアニメイト能力で生成したトークンはゾンビなので、リアニメイト能力を使うほどに占術&ライフルーズ能力の効果も高まります。
《リッチの女王、ヴァリーナ/Varina, Lich Queen》などのゾンビデッキに《スカラベの神/The Scarab God》を採用すれば、元々ゾンビなカードがいっぱい入っているので、占術&ライフルーズ能力の効果をより高めることができます。
《スカラベの神/The Scarab God》はどこの墓地からでもクリーチャーを追放してコピートークンを生成できるので、非常にヘイトが高いです。
《スカラベの神/The Scarab God》が統率者だと、例え除去できたとしてもまたすぐ統率者領域から出てくるので更にヘイトが高まります。
(そもそも破壊除去だとターン終了時に手札に戻ってきます)
経験上《スカラベの神/The Scarab God》は統率者にしないで、デッキ内に入れて使うのがちょうど良いヘイトバランスなのかなと思います。
以上EDHオススメカード《スカラベの神/The Scarab God》でした。