今回紹介するオススメカードは《ウッド・エルフ/Wood Elves》です。
緑はクリーチャーの色なので、緑の第1回目はクリーチャーからチョイスしてみました。
新しくデッキを組む時には大体デッキに採用する、いわゆるA定食(定番)のカードが緑には多くあります。
《ウッド・エルフ/Wood Elves》はそんなA定食の中の1枚です。
カード名 | ウッド・エルフ/Wood Elves |
---|---|
マナコスト | (2)(緑) |
タイプ | クリーチャー — エルフ(Elf)・スカウト(Scout) |
テキスト | ウッド・エルフが戦場に出たとき、あなたのライブラリーから森(Forest)カードを1枚探し、そのカードを戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。 |
P/T | 1/1 |
目次
《ウッド・エルフ/Wood Elves》の良いところ
森カードならなんでも持ってこれる
《ウッド・エルフ/Wood Elves》はデッキにある森カードをサーチして戦場に出すことができます。
森カードというのは基本土地タイプが森であるカードのことです。
基本地形の《森/Forest》はもちろん基本土地タイプが森なのでサーチすることができます。
それ以外に《寺院の庭/Temple Garden》などの通称ショックランドも基本土地タイプを持っているのでサーチしてくることができます。(《寺院の庭/Temple Garden》の場合、カードタイプの「土地—森・平地」の部分です)
ショックランドは基本土地タイプを2つ持つ、いわゆるデュアルランドなので、サーチすることで2色のマナを生めるようになりマナ基盤を安定させることができます。
(《寺院の庭/Temple Garden》の場合は、緑と白のマナが生めるようになります)
このようにマナ加速しつつ、マナ基盤も安定させられるところが《ウッド・エルフ/Wood Elves》の良いところです。
サーチした土地をアンタップインで出せる
緑には土地をサーチして戦場に出せるカードは多くありますが、サーチした土地をアンタップインで出せるカードは少ないです。
《ウッド・エルフ/Wood Elves》は森をアンタップインできるので、その森を使って更に後続のクリーチャーなどを展開することができます。
(例えば3ターン目に《ウッド・エルフ/Wood Elves》で森を持ってきて、そこから《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》を展開するなど)
クリーチャーなのでサーチしやすい
緑はクリーチャーの色なので、クリーチャーをサーチするカードが多くあります。
土地が詰まったなと思ったら、クリーチャーサーチで《ウッド・エルフ/Wood Elves》を持ってきて土地を伸ばすことができます。
クリーチャーサーチでよく使われているカードは、《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》などです。
ETB能力をブリンクで使い回せる
《ウッド・エルフ/Wood Elves》の森サーチ能力は戦場に出た時能力、通称ETB能力です。
通常戦場に出るのは1回だけなので、森をサーチするのも一回だけなのですが、ブリンク能力を持つカードがあればこのETB能力を使い回すことができます。
ブリンク能力を持っていてよく使われるカードは、《修復の天使/Restoration Angel》などです。
ブリンクしてETB能力を使いまわせれば、森を何枚もサーチして出すことができます。
土地の多さは勝利に直結する部分でもあるので結構インパクトはでかいです。
エルフの部族シナジーを受けれる
《ウッド・エルフ/Wood Elves》のクリーチャータイプは緑の主要部族である「エルフ」です。
エルフには同じ部族のクリーチャーを強化したり、エルフの数によって効果が大きくなる能力を持つカードが多く存在します。(《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid》など)
そんな部族シナジーにも《ウッド・エルフ/Wood Elves》は貢献してくれます。
以上書き出してみると良いとこだらけな《ウッド・エルフ/Wood Elves》でした。